気づかないうちに、家の中の目に見えない部分がカビだらけだったらどうしますか?

家の中でカビを発見したどうしますか?

もちろん気になるので、すぐにお掃除する人がほとんどではないでしょうか?

とくにお風呂場はあっという間にカビが生えるので、こまめにお掃除しないと大変なことになりますよね!

カビ菌は目には見えませんが、空気中のどこでも浮遊しています。そして以下の3つの条件が揃うとカビ菌は増殖します。

● 70%以上の湿度
● 20~30度の気温
● ホコリや汚れ、ダニなどの栄養分

普段目には見えないカビ菌も増殖すると、人間の目にも見えて、いわゆる「カビが生えた」と言う状態になります。

先日クロスの張替えをしたばかりの友人の家に遊びに行った時のことです。

おうちがステキになっていたにも関わらず、手放しでは喜んでいなかったので、理由を聞いてみたところ、

な・な・なんと、

クロスをはがしたら、石膏ボードにカビが生えていた!

とのこと…

一部分ではあったそうですが、とてもショックを受けていました。

住宅会社によると、その部分の空気が滞留し結露が起きてしまい、カビが生えてしまったとか!

調べてみると、このように結露などが原因で家の中の目に見えない部分にカビが生えることはよくあるそうです。

壁紙の上からは全く分からなかったので、まさか壁の中にカビが生えるなんて想像もしていなかったようです。

実際目の前でその光景をみたら、きっと恐ろしくなりますよね。

でも大丈夫です!

最近の住宅は、カビ問題がだいぶ緩和されています!

なぜなら建築基準法で、窓を開けてない状態で強制的に室内の空気の入れ替えを2時間に1回できる24時間換気システムの設置が義務化されたからです。

このことにより、室内の空気を常に循環させることを設計上できるようになったので、結露する環境が抑えられ、カビの発生を防ぐことができるようになりました。(当然、断熱性能が上がったということも結露を緩和する原因ではありますが… )

そういう意味では、最近の住宅は健康に配慮できているといってもよいかもしれませんね。