土地の探し方! 大事なのは何?

物価が高くなっている今、これから土地を探そうと思っている方は、お得な物件をどうやって探せばいいのか困っていませんか?

なんとなくサイトから土地情報をみて候補は出すけれど、いろいろ見ているうちに第一候補の土地が売れてしまっていたり。

理想を追い求めてなかなか納得できる土地に出会えないと、ずるずると時間が経ってしまっていませんか?

100%の理想の土地はないと心得てください!

市街地などは、普通に道路に接している整形の土地を探すだけでも難しいのですから。

 

では、どのように土地を探していけばいいのでしょうか?

実は土地探しをする前にしなければいけないことがあるのです。

土地探しをする前に大事なのは自分たちの要望整理です!

今から将来にわたってどのよう暮らしをしたいか考え、自分たちで優先順位を決めることが大切です。

進めていくうちに何かをあきらめなければいけないこともあります。

その場合優先順位をつけておくと絞り込むのに納得がいきます。

今回は土地探しが進まない人のために大切な事!

  1. 事前にやっておくべき要望の整理の仕方
  2. 土地見学時の気を付けるポイント 
  3. 見出し金額以外にかかるもの 

について考えてみました。

 

  1. 事前にやっておくべき要望の整理の仕方

・実現したい暮らしをイメージして、条件の優先順位を決めましょう。

  • 叶えたい理想の生活をイメージして紙に書いてみましょう。

例えば

・子どもが伸び伸び遊べる広い庭が欲しい。

・駐車場は2台分と来客用にもう1台置かれるようにしたい。

・明るいおうちがいい

・暖かいおうちがいい

など、要望の中から土地に関するものをピックアップしましょう。

2)要望書の中から絶対譲れないもの、譲れるものの優先順位をつけましょう。

例えば、「子どもが伸び伸び遊べる広い庭」と「駐車場2台分と来客用に1台のスペース」の確保は限られた土地だと設計を工夫しても難しいケースも出てきます。

その場合、どちらの暮らしの優先順位が高いのか、譲れない条件なのか、考えてみましょう。

もし、「庭でなくても近所に広い公園」があれば希望がかなえられるかもしれません。

「庭は広い方が良い」と考えるのではなく、実現したい暮らしをイメージしておくことで、代替案も考えやすくなります。

また、建物で解消できるものは、土地の優先順位を下げることが出来ます。

例えば「明るいおうちがいい」は日光を取り入れるプランの工夫ができれば南向きでなくても可、などです。

 

暮らしのイメージがついて、要望に合いそうな土地情報がありましたら、現地に行って実際の様子を確認しましょう。

 2. 土地見学時のポイントとして、

・近隣環境、安全性、利便性、悪天候時の様子、両隣の建物、ゴミステーションの様子、近隣の空き地や駐車場、休日と平日の様子の違い、昼間と夜間の様子の違いなどチェックしたい項目はたくさんありますが、一番気にしてほしいのは!

感覚です!

普段生活をしている中で、わたしたちの体の感覚がなにかを察知することがありませんか?

なんとなくやだなあとか、ぞわぞわするとか、頭が痛くなるなど、これは第六感がはたらくのでしょうか。土地を見に行ったら是非、自分の持つ感覚もチェックしてみてくださいね!

 

あと、売地の見出しの金額だけみて安い高いと判断していませんか?

売値だけで選ぶのではなく、その土地が住めるようになるまでいくらかかるのか?を確認しましょう。

どんな状況の土地に気を付けないといけないのかざっとあげてみました。

3. 見出し金額以外にかかるもの

・宅地ではない場合

自分が地目を宅地に変えないといけませんので地目変更登記費用が必要になります。

農地の場合は農地転用申請や農作物の撤去、畑土の処分、などの費用も掛かります。

 

・インフラ整備されていない場合

上下水道、道路、電気などの整備がされていないとそれぞれの工事費用が発生します。地域や道路の状況によって金額も変わりますので、必ず見積もりは取った方が良いでしょう。

 

・各規制地域である場合

各市町村による規制地域に該当すると、建築確認申請以外に各規制による申請業務が必要になります。例えば、防火地域、準防火地域は通常の建物価格より高くなります。調整区域などは申請に時間がかかることもあります。

 

・隣地、道路との高低差がある場合

高低差が大きいと、擁壁工事の費用が多額になります。また埋め土や切土をしないといけないケースもあります。お隣と高低差がある場合、土地が高い方が擁壁を入れるのが暗黙の了解になっているところがあります。

 

・地盤が弱い場合

地盤調査の結果により、地盤改良が必要になり費用は数十万円~百万単位までかかかる場合もあります。これは調査をしてみないとわからないので、見ただけではわからないのが難点です。建物や配置によっても金額が変わりますので予算には入れておきましょう。

・境界杭がない場合

購入後に境界確定測量費用が発生することもあります。トラブルのもとになりますので、できれば売り主と隣地所有者立ち合いで境界を確定し、杭を設置してもらい面積を確定してから購入する方が良いでしょう。不動産屋に確認しておきましょう。

 

まとめ

条件の良い土地は当然高いです。

残念ながら、安くて良い土地は待っても出てくることはほとんどありません。

土地は「縁」です。良い土地は2~3日で買い手がついてしまいます。いくつもの土地をみて知識を深め、これ!っというのがでたら即決できるようにしましょう。

また、変形地でもその土地を有効的に使える間取りを考える工夫で、住みやすい家になりますよ!

まずは、要望を整理し条件の優先順位を決めるのが成功への秘訣です!

おうちの相談窓口松本では、スタッフが要望をまとめ、あなたに合った土地探しもお手伝いいたします。 お気軽にご相談ください。