最新リビングの進化系は〇〇〇の有無!

お客様との相談の中で、リビングの要望を聞き取ると「日当たりが良く、家族が集まりやすく、すっきり片ついていて、くつろいでテレビを観たい!」

リビングは多種多様な使い方をしますので、おうちの中心部となり要望も多いですね。

しかし動線を考えると、ソファーやテレビの位置って迷いますよね!

でも最近、このテレビについて論議が多様化してきました。

今回は最新のリビングの進化系についてお話します。

 

①テレビを壁掛けに!

するとスタイリッシュに飾れます。

今のテレビは映りも良くて、薄くて淵も小さいので、新築を機に大型のテレビに変える方は、壁掛けにして配線も隠し、スタイリッシュに広々リビングにする方が増えています。

壁掛けしたテレビの下や周囲には自由なスペースが生まれるので、テレビボードは要らなくなりスペースが生まれます。

金具により画面の高さや向きを自由に調節できたり、壁に固定する事で地震に強く、子どもの手も届かないので安心、安全なところも人気です。

ただし、テレビを壁掛けする注意点として挙げられるのは、レコーダーやゲーム機などを接続したい場合は、周辺機器用の置き場所を確保しなければなりません。電源の位置や配線の隠し方なども、事前によく考えておく必要があります。

壁の後ろを収納棚にして横から使えるように工夫した方もいますよ!

部屋の広さに対する画面サイズの目安は、6~8畳の部屋の場合は40~43インチ、10畳以上の部屋だと50インチ以上の大型サイズになります。

このような中でどの位置、どんな姿勢でも「ある程度見えるテレビの位置」は、「テレビの中心が床から1mの位置」です。

壁掛けテレビは位置の変更が簡単にはできません。リビングの家具の配置やスペースなど、長い目で見た部屋の使い方についてよく検討した方がいいですね。

②TVでなく!

プロジェクター&スマートスピーカー付きのシーリングライトで、お部屋すっきり!

家具を出来るだけ置きたくないミニマリストの方にお勧めの商品です。

寝室に限らず、「テレビを置くと部屋が狭くなる」でもおうち時間は楽しみたい!と悩んでいる人はたくさんいるのではないでしょうか?

なんと、天井の照明器具でテレビ”が観られるんです!

照明+進化機能の[シーリングライト]です。その好例が、最近話題の「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」です。

単体ではYouTubeやAmazonプライム・ビデオ、NETFLIXなどの動画サービスに対応。Wi-Fiでレコーダーを接続すればTV放送や録画番組も視聴できる。リビングに設置すれば、TVモニターいらずです。

部屋の広さや照明の距離に合わせて、投写位置やゆがみ補正も調整出来て、豊富な動画コンテンツに対応するほか、音楽コンテンツもありスマホとミラーリングすれば他のサービスで音楽を聴くこともできます。ラジオも聞くことができ、「電気をつけて」「動画が見たい」など音声操作に対応している点も素晴らしいですし、勿論、ライト機能も充実!

他にもいろんな機能があるらしいので、まさにIoT家電の見本のような製品です。

ただ、昼間など部屋が明るいと画面がはっきり映らないので、部屋を暗くしないといけないのが難点です。

③TVは置かない!

リビングにTVを置かないという選択!

若い世代では、もう家にテレビはいらない!という人の価値観も増えてくるのかなと考えています。

そうなると、これからは家を作る時に、『テレビが無いリビング』ってのもありかもしれませんね。

ソファとソファを対面するように置くラウンジ型にしたり、思い切ってダイニングを大きくとるのも良いでしょう。

ダイニングテーブルが大きければ、お子さんの勉強もしやすいでしょうし、パソコンをいじったり、何かの作業をしたり。人を呼んでパーティー的な時にも広く使えますね!

個々で楽しめるコンテンツが増えている今だからこそ、TVに頼らない空間は利用価値大です。

ニュースや流行が追えなくなると心配になるかもしれませんが、逆に言えば、情報から遮断されゆったり過ごすことができます。

また、お子さんにもいい影響が期待できます。

テレビがないだけで、遊びに集中できるし、今日の出来事を前よりもたくさん話してくれるようになったり、時間を有効に使えそうですね!

リビングは家の中で一番長く過ごす場所。

リビングがスッキリと気持ちの良い場所だと居心地よく長居したくなるはず。

これまでの常識みたいな価値観から離れて、テレビを中心としない家を作る世代も今後は増えるといいなと思っています。