「熱中症を発症し緊急搬送!」このような見出しのニュースを見ることも夏の恒例になってきました。実は、そのニュースを見ている家の中こそ熱中症になる危険性が一番高いのです!
実は私の家のエアコンが壊れました💦
お盆の前でもあり業者の手配もお盆明け、入れ替えるにしても今が一番値段が高い時期と聞きます。そんなことでこの2週間は熱中症に気を付け過ごすため、家で出来る対処法を調べてみました。皆さんも参考にしてくださいね。
統計からみる現状
総務省消防庁の資料によると、令和5年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員の累計は 91,467人でした。これは、平成 20 年の調査開始以降2番目に多い搬送人員でした。
そのうち住居内で緊急搬送された方は36,541 人(39.9%)と全体の40%。公衆(屋外)11,742 人(12.8%)よりも多い数字です。
昼間のリビングに加え、夜間に寝室で発症する場合も意外に多いのです。
昼間に熱せられた壁や天井は、夜になって外気温が下がると、今度は部屋の空気を温めだします。その結果、外気温よりも室内の方が暑い状態になるのです。
家の中にいるからといって、決して安全ではないのです。
特にお年寄りは体温の調節にも鈍感になっています。服装や食事にも気を配りましょう。
また、エアコンの使い方が分からなくなって使用できない人も多いです。
エアコンがあるからと安心しないでちゃんと使えているかも確認してあげてくださいね。
夏を快適に過ごすための対“暑”方法
・窓から入る熱(日射)を減らす
大切なのは、そもそも熱(日射)を室内に入れないようにすることです。
重要なのは朝日(東面)と夕日(西面)の対策。入射角が低いため、外付けブラインドやオーニングを取り付け、窓全体を覆う工夫をしましょう。
もっと手軽にしたいなら、ホームセンターなどで売られている断熱シートや断熱フィルムを窓に張り付ける方法も。ほかにもすだれやひさし、ブラインドが窓からの日射を防ぐ方法として代表的です。
・部屋の温度差をなくす方法
エアコンの冷気が底にたまると、温度差で不快感が発生します。これを防ぐには、サーキュレーターを使って空気を循環させるのが効果的。
サーキュレーターは強い風を一直線に発生させます。
エアコンの下に置いておけば、冷たい空気を部屋の上部へ送り、部屋の温度を均一化します。
扇風機だと風が多方向に散り、短距離にしか届かないため、サーキュレーターを使うのがおすすめです。
・高断熱化、リフォームのポイント
根本的に暑さを解決する方法は、やはり住宅の高断熱化です。
夏の不快感の原因は、住居の断熱性の低さ。入ってくる熱をエアコンの冷風でなんとかしようとするより、そもそも熱を家の中に入れないようにするほうが効率的です。
「窓」の断熱化
熱を室内に送り込んでいるのは主に西側と東側の窓。断熱性能に優れた窓に交換すれば、熱が室内に入り込む前にブロックでき、室内の温度上昇が防げます。リフォームの際はフレームごと替える方法か、内窓を増設し2重窓にする方法のどちらかが良いでしょう。
「屋根」か「天井」の断熱化
工法としては、屋根のすぐ下に断熱材を入れる「屋根断熱」と、天井板のすぐ裏に断熱材を入れる「天井断熱」があります。
屋根断熱だと施工の際のコストはやや割高になりますが、天井板を張る必要がなく、屋根のすぐ下から部屋空間として利用できるため、伸びやかな空間が作れます。
天井板で断熱をする天井断熱では、屋根を通過した熱が天井裏の空間にたまるため、小屋裏の空間は利用できなくなりますが、コストを抑えられるメリットがあります。
どうでしたか?
断熱化、リフォームとなると効果は大ですが金額かかなりいかかってしまいますね!
コスト面や使用方法も考えて、あなたの住居にピッタリな方を選んでください。
わたしはエアコンを買い替えます。