せっかくなら「かっこいい外観の家を建てたい」。
これは家の要望を聞くと、よく耳にする言葉です。
外観をこだわるのはどちらかと言うと男性の方が多いですが、実際建てたお客様から「仕事を終えて家に帰ってきた時に、灯りがついてオシャレに浮かび上がった自分の家を見るのが、日々の楽しみです。」という声もよく聞きます。
外観はまさに家の顔。家の中と異なり、常に周囲から見られるためとても大切です。
せっかくの家づくり、かっこいい外観にしたいと思っても、どうこだわったらいいか考えるのは難しいですよね。
外観のイメージを構成する要素は屋根のかけ方から外壁、色味、素材、窓まで多岐にわたります。今回はおしゃれな外観にするポイントをご紹介します。参考にしてみてくださいね。
では、実際にかっこいい外観の家にするためにはどこに注意をしたらいいのか考えてみましょう。
まずは、どんなスタイルにまとめるかを決めることが1番の近道となります。
ナチュラル、モダン、和モダン、洋風、洋モダン、アーリーアメリカンなどに分けて自分の好きなスタイルを決めましょう。
その次に、外壁・窓・ドアの素材やサイズのバランスを考えるようにしましょう。
① ナチュラル
ナチュラルスタイルの外観は、白やベージュなど淡いカラーをベースとし、木やタイルなどの自然素材をアクセントとすることで、温かみのある柔らかい雰囲気が特徴です。
外観の中で木を取り入れられる場所は、・窓枠・屋根の裏側(軒裏)・塀・ウッドデッキやテラス などがあります。
濃さや明るさが異なる木目調でも、色味が同じであれば統一感を保つことができます。
無垢の木でなくても木目調の材料を選んでも、メンテナンスは楽でいいですね。
また、外壁を淡い色のぬりかべにすると、住宅全体の印象もやわらかくなります。
窓などは、上下の高さや配置間隔をそろえるほうが、美しく整った外観に仕上がります。
屋根の形は複雑な形ではなくシンプルにした方がナチュラル感が引き立ちますね。
幅広い年齢層に好まれる、人気のスタイルです。
② モダン
最近増えているのが、モダンスタイルの外観です。モダンとは「現代的」という意味で、スタイリッシュでかっこいいデザインが多く用いられます。
外壁や屋根、サッシなどを黒やグレーといったモノトーンカラーを中心にして、配色や素材で個性をプラスするとよいでしょう。
屋根をシンプルな片流れにして、外壁をガリバリウム鋼板の素材にしたり、あえて玄関を隠すなど、シンプルに見せることで都会的でスタイリッシュな印象になります。
窓は少なく、外壁の面積が多い傾向があります。
市街地や分譲地の中でシンプルでも個性を引き出したい方にはぴったりのデザインです。
③ 和モダン
和モダンスタイルの外観とは、現代的なモダンスタイルと伝統的な和のテイストを融合させたものです。
昔ながらの日本家屋を思わせつつ、随所に最新技術を落としこんだ非常にセンスあるデザインで人気があります。
白や黒、茶系など落ち着いた色調に、漆喰や瓦など和の素材を取り入れることで、趣のある雰囲気に仕上がります。
特徴的なのは、屋根の重量感を意識して軒を出すことで、パッシブデザインに配慮し、現代的な設備を取り入れながらも、今昔の周辺の住宅とも調和する、流行りにとらわれない落ち着いた外観です。
④ 洋風
洋風の家は、海外の家によくある外観デザインで、壁がタイル張りであることや、レンガ造りであること、アーチ型のオブジェが取り付けられたドアなどが特徴的です。
窓や屋根など凝ったデザイン(格子が入った窓など)がたくさん配置され、広いテラスやガレージと一体になっているものや、総二階で小屋裏があったりとボリュームがある外観に、柔らかい色合いでも重量感があるのが特徴です。
海外では100年以上経過した中古物件でも人気ですが、日本では維持管理や周りの建物との調和が難しいところがあります。
⑤ 洋モダン
洋風モダンは、洋風の伝統的で古めかしいという印象を解決するため、“洋館”のような過度な装飾(シャンデリアや格子入りのサッシ)などをなくしてスッキリとした外観にしているのが特徴です。
モダンテイストにホワイトやグレーなどの外壁、洋瓦や、部分的にタイルを使用したり。
総二階にし上下の窓を並列に並べることで、シンプルでもおしゃれな洋のテイストが生まれ、周辺の景観によく馴染みます。
⑥ アーリーアメリカン
アーリーアメリカンスタイルの特徴は、材を重ね張りするラップサイディングや可愛らしい三角屋根と、玄関口をウッドデッキにしたりすると、どこか懐かしく素朴な印象を与えてくれます。
窓や玄関は敢えて目立たせると、シンプルな色づかいとおしゃれなデザインがしっくりと調和しています。
外壁の色は白、ピンク、ブルーなどパステルカラーを用いられることがおおいですね。
まとめ
いかがでしたか?
他にも北欧風、アジアン風、ログハウス風、いろんなスタイルの住宅があります。
スタイルごとに特徴的な素材や形、色などがありますので、研究してみてくださいね。
また、スタイルによりそれを得意とする会社が違いますので、会社選びの時にも重要なポイントです。
おうちの相談窓口松本では、カウセリングをしながらあなたに合った住宅会社をご紹介いたします。