バチッ⚡とくる静電気 痛いだけじゃない厄介な影響とは?

最近、空気の乾燥を感じている方も多いのではないでしょうか。

お風呂上りに肌がつっぱったり、のどがいがらっぽくなったり…。

 

そんな中でも特に嫌なのが静電気!!!

不意打ちに来る、「バチッッ」とくる痛み。これからの季節がとても怖いです…。

 

それに、静電気は痛いだけではなく、

空気中のホコリやウイルスを寄せ付けてしまうのも少し厄介なところ。

 

静電気はもともと体内に持っているものなのですが、

温度25度以下・湿度20%以下となると静電気が起こりやすいといわれており、乾燥すると、電気特有のプラスとマイナスのバランスが崩れてしまい発生します。

このように、静電気のバランスが崩れると分子間の力が変わり、粒子の小さいものほど付着力が高まってしまうそうなんです。

 

現に、PM2.5や花粉、微小のホコリ、また、これからの季節に蔓延するインフルエンザやノロウイルスなどに関しては静電気が起こると衣服や体に付着しやすいと一般的に認識され始めています。

 

そして、ウイルスといわれると気になるのが、新型コロナウイルス。

明らかな報告はありませんが、空気中に飛沫するウイルスが静電気を寄せ付けやすいといわれているため、感染予防対策の一つとして静電気の抑制を呼びかけているところもあります。(医療社団法人 同友会 新型コロナウイルス感染予防対策ページより)

(※実際に、効果があるかどうかは実証されていません。)

 

静電気が、空気中のホコリやウイルスを寄せ付けるとなると気を付けないといけないのが、冬の部屋干しです。

冬になると洗濯物が乾きにくく、部屋干しが増える方も多いのではないでしょうか。

洋服に静電気が起きてしまうと室内にあるホコリやウイルスが洋服に吸着しやすくなります。

 

そうならないためにも、付着させない工夫が必要です◎!

・乾燥させないように湿度を保つこと。

・静電気が発生しないスプレーや柔軟剤などを活用しながら部屋干しを行う。

(実際、私も洋服の静電気に悩んでいましたが、ブラウスやセーターなどを洗う際におしゃれ着用洗剤を使うようになってからは、洋服のバチバチは無くなりました☀)

 

また、最近の家づくりを考える方の多くは、玄関先のシューズクローク(土間収納)を作り、上着は玄関で脱げるようにし、室内に持ち込まないような工夫をされる方も多く居ます。

 

このように、これからの寒い季節は健康に・衛生的に過ごせるためにも、保湿などの工夫もしながら、静電気対策を行ってみては?